2017年4月10日に紹介されたプレイレポートをざっくりおさらいします。
プレイヤーの立ち位置
プレイヤーは，彼女たちとは住む世界の異なる“こちら側の世界の住人”。プレイヤー（＝現実の世界）とヒロイン（＝架空の世界）という構図。2つの世界の時間軸は等しくはない。プレイヤーからの交信は，ヒロインたちの過去・未来に自由にアクセスできる。結果，危険な戦闘中にいきなりメッセージを送ったり，それよりも過去の時間帯で，別のヒロインと会話することもできる。
リアルの自分自身が，ゲームの主人公として，物語に介入することができる。旧来のガストファンであれば「サージュ・コンチェルト」シリーズを思い起こしてほしいそうだ。
ゲームのメインサイクル
「バトルをクリア」→「シナリオを解禁」→「シナリオを読んで」→「バトルを解禁」→以下略。ストーリー・アニメ・チャットなどのシナリオコンテンツは，物語の進行に関わるものであってもノーコストで遊べる。バトルでのみスタミナが消費される。
らぶとーく
1対1の会話が楽しめる。バトルなどで入手できる消費アイテム「ココロキャンディ」を使い，選択肢を選ぶと，会話内容が変化する。トークシーンはゲームの進行に応じて開放。また特定の選択肢を選ぶと親密度が変化する。関係を深めていくと，「bot」→「友達」→「恋人」→「嫁」へとステップアップしていく。
ゲーム中は彼女たちとのコミュニケーションをとることができる。プレイヤーの自称を「私」「僕」「俺」「ミー」と変更できるため，男女関係なく楽しめる。
アニメとゲーム
アニメの内容に応じてゲームが進み，アニメ外のシーンがゲームで補完される。「アプリでゲームもアニメも楽しめる」手軽さを命題としてきたスマホゲーム市場で求められるフォームは崩さず，かつ異なるメディアのコンテンツへの相互相客をロス無しに行える。
プレイヤーはフェノメノンと直接対峙する術をもたず、戦うのはトライナリー。プレイヤーができることは，“彼女たちの縁の下を支える”だけ。プレイヤーは彼女たちの精神世界に入り，悩みの元凶と戦う手助け」することになる。
バトル
バトルではトライナリーのうち1人を選び，各々に編成した「サーバントクラン」（キャラクター・カードに相当）を4体＋フレンドの1体を借りて，敵と戦う。バトルはWAVE制となり，ボス戦で勝利できればクリア。
戦闘の流れは，プレイヤーの攻撃→敵の攻撃を交互に行うターン方式だが，一般的なコマンド選択型とは異なる。攻撃方法はトライナリーに編成した5体のサーバントクランのうち4体を順番に選ぶというもの。クランは選んだ順から敵を攻撃しダメージを与えていく。
スタンス
スタンスは毎ターン，5体のクランそれぞれに「アタック」「エナジー」「ヒール」のいずれかが付与される。そして攻撃時，スタンスの並び順によって，攻撃力UPやHP回復などの追加効果が発生する。4体のクランの攻撃順がカギとなる。
どのクランに、どのスタンスが割り当てられるかは、ターンが始まるまで分からないので、攻撃の要のクランに望みのスタンスが付くとも限らず、ときには回復したい状況下でヒールがまったくこないなど、悩まされる。
クランスキル
サーバントクランは各自が2つのクランスキルを所有している。スキルにはダメージ系，バフ・デバフ系，回復系などさまざまな種類が存在し，ココロエナジー（MPに相当。攻撃時に少量充填される）を消費して使用できる。
スキル使用時は手番を消費せず、続けて通常攻撃を行える。また，スキルはエナジーが残っている限り、いくつでも使用できるのでボス戦に向けてエナジーをいかに確保していくかも重要だ。どう転ぶか分からないランダムな手札を，編成で組み込んだスキルでフォローしていく。この駆け引きが本作のバトルの醍醐味といえる。
ココロクランブースト
戦闘に勝利するとサーバントクランやココロキャンディなどが獲得できるほか，プレイヤー＆ヒロインには経験値が入る。各ヒロインはレベルが存在するため，選び方によってステータスや、編成コストの上限に差異が出てくる。また，特定のクランを入手した際は，該当ヒロインの能力値が恒常的に上昇する「ココロクランブースト」の恩恵を受けられる。
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